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解法: 対数平均化された相関によるタオのエルデシュ不一致問題の証明(2015年)

ステップ 8/9: 最後の一撃:基数 qq の構成が偽装を崩壊させる
ざっくり言うと

ステップ2の明示的な法33構成はモデルにすぎない。タオの最終議論は命題1.11が与える指標と残差因子を区間平均および一般化された指標和評価で扱い、sup⁡nE∣∑j=1ng(j)∣2=+∞\sup_n\mathbb{E}\left|\sum_{j=1}^n\mathbf{g}(j)\right|^2=+\infty という確率的下界を得るのであって、任意の qq に対する点ごとの恒等式ではない。

sup⁡nE∣∑j=1ng(j)∣2=+∞\sup_n\mathbb{E}\left|\sum_{j=1}^n\mathbf{g}(j)\right|^2=+\infty
詳しい解説

タオの第4節は任意の周期 qq に対する文字通りの恒等式を主張していない。命題1.11で g(n)=χ~(n)nith(n)\mathbf{g}(n)=\tilde{\boldsymbol{\chi}}(n)n^{i\mathbf{t}}\mathbf{h}(n)(残差 h\mathbf{h} は 11 に近い)と表した後、一般化されたBorwein–Choi–Coonsの議論は区間平均と指標和を用いて発散する二次モーメント sup⁡nE∣∑j=1ng(j)∣2=+∞\sup_n\mathbb{E}\left|\sum_{j=1}^n\mathbf{g}(j)\right|^2=+\infty を得る。これは明示的な χ~3\tilde\chi_3 の構成をモデルにするが、一般の qq に対する同じ点ごとの公式ではない。

このステップで使う知識