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アンドレイ・コルモゴロフ

現地表記: Андрей Николаевич Колмогоров

1903–1987, ロシア帝国タンボフ(現ロシア), ソビエト連邦モスクワ(現ロシア)

確率と統計解析学微分方程式と力学系応用数学と計算数学

1933年の著書で測度論を用いて確率論を公理化したソビエトの数学者。フーリエ級数、位相幾何学、乱流、力学系(KAM理論)、アルゴリズム的複雑性にも基礎的貢献を残した。

アンドレイ・コルモゴロフは1920年にモスクワ国立大学に入学し、ニコライ・ルージンの研究サークルに属する学部生だった1922年、フーリエ級数がほとんど至るところで発散する可積分関数を構成して解析学者たちを驚かせた。1925年に卒業、1929年に博士号を取得し、1931年にモスクワ国立大学の教授に就任した。

1933年の著書『確率論の基礎概念(Grundbegriffe der Wahrscheinlichkeitsrechnung)』は、確率論を測度論に基づく厳密な公理的基礎の上に置き、条件付き期待値を厳密に定義した。それ以前のアレクサンドル・ヒンチンとの共同研究では三級数定理を確立し、1931年と1938年の論文では連続時間マルコフ過程と拡散理論の解析的基礎を築いた。

コルモゴロフの研究は数学の広い範囲に及んだ。位相幾何学では(J. W. アレクサンダーと独立に)コホモロジー環を発見し、1941年には乱流の統計理論に関する基礎論文を発表、1954年にはハミルトン力学におけるKAM理論を創始し、1957年には弟子ウラジーミル・アーノルドとともにヒルベルトの第13問題を解決、1960年代にはアルゴリズム的情報理論(コルモゴロフ複雑性)を創始した。1980年にウルフ賞数学部門を受賞。

所属先: モスクワ国立大学, ステクロフ数学研究所

ロシア

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